8月の天体観測

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8月は、8日が満月です。15日が下弦の半月(夜半過ぎに見える半月)、22日が新月 29日が上弦の半月(夜半前に見える半月)になります。
沖縄地方と北海道を除く地方は梅雨入りしていて、7月中旬過ぎまで、晴天日は少なそうです6月に地球に接近した土星は、引き続き観測に最適で、子どもたちの起きている時間帯に観測に最適な条件です。宵空に見える木星は太陽が西の地平線に沈むとそれを追いかけるように西空低い位置にいるので、大気の揺らぎの影響を受け縞模様を見るのが厳しい条件になっています。それでも望遠鏡を木星に向ければ、その周囲をまわる四つの衛星の姿を捉えることはできます。8月8日の満月は午前2時過ぎから部分月食です。毎年夏休み恒例の三大流星群のひとつ、ペルセウス座流星群の極大は、13日の明け方にかけて(12日深夜0時すぎ)が見頃で28日は旧暦の(本来)七夕です。夏休みもおわりに近づいた月末ですが、天の川と織姫星と彦星を見てみましょう。
22日は、日本からは見えませんが、北アメリカで皆既日食です。日本からもたくさんの人が現地で観測をするようです。ニュース番組でも大きく報道されるとおもいます。

8月3日(木)半月よりすこし太った月と土星が接近して見える。月を目印に土星が8月で一番見つけやすいです。
8月8日(火)満月、部分月食が観察できます。
8月11日(金)山の日
8月13日(日)ペルセウス座流星群が極大日(前後数日は流星が多い)
8月15日(火)下弦の月 明け方の半月です。クレーターがとても良く見えます!上弦の半月とは光の当たり方が逆なので、望遠鏡で覗いて見ましょう。真夜中に東の地平線から昇ってきます。

8月22日(火)新月 北米で皆既日食
8月28日(月)旧暦の七夕
8月29日(火)上弦の月 夕方に見える半月です。月の観察の好機です。クレーターがとても良く見えます!
8月の星空情報

★ 夏の星座をみよう。

今月は、夏の星座を解説したいと思います。
夏の星座は、先ずは頭上に見える「夏の大三角」を見つけることから始めましょう。
夏の大三角は、はくちょう座の「デネブ」とわし座のアルタイル、こと座「ベガ」の三つの星で形作られる大きな三角形です。夏の星座さがしは、この夏の大三角から始めるのが便利です。どれも1等星なので、星座を構成する星が見えない都心でも、この夏の大三角は、肉眼で観察することができます。
こと座のベガは織姫星、わし座のアルタイルは彦星の別名でも知られ、七夕の主役でもあります。星が綺麗に見える場所であれば、この二星の間を流れる天の川を見ることができます。

そして、南の空に目を向けると、いて座やさそり座、へびつかい座を見ることができます。天の川が見える場所であれば、天の川の流れにそって南にたどると、さそり座といて座が、北のほうにたどると、カシオペア座やペルセウス座を見つけることができるでしょう。

夏の星座がある方向は、冬の星座が見える方向に比べると、天の川が濃く見える方向です。地球から見て、銀河系の外側方向を見る事になる冬の星座に対して、夏の星座は、銀河系の内側を覗き込む方向になるので、天の川を構成する星の数が圧倒的に多くなるので、夏の天の川は迫力があります。本当に星が綺麗な場所で見ると、ただ白い流れが見えるだけではなく、まるで立体感を持った入道雲のごとく、もくもくと見えるほどです!それは本当にすばらしい眺めです。
また天の川の中や周辺には、望遠鏡や双眼鏡で見える沢山の散開星団や散光星雲、そして球状星団を観察することができます。

天の川や夏の星座の観察は、もちろん出来るだけ街明かりの影響を受けない海や山へ行くのが理想です。特に天の川は市街地では見る事が出来ません。

誰もがいつでもそうした所に出かけられる訳ではありませんよね。そこで活躍するのが星座望遠鏡です。

天体望遠鏡と通常の双眼鏡、そして星座望遠鏡の見える範囲(視界)を比べて見ましょう。
これを見ると、天体望遠鏡や双眼鏡に比べて、星座望遠鏡の視界がいかに広いかがお分かり頂けると思います。

天体望遠鏡の視界は、とても狭いのが分かります。
これは、倍率が高いのが理由ですが、範囲は狭いのですが、ちいさな範囲を大きく拡大し、とても詳細に観察することができるのが特徴です。

双眼鏡は、望遠鏡に比べると、かなり見える範囲が広くなります。星座の一部分を拡大して観察することができます。明るい星雲や星団などを観察するのに向いていますが、星座の一部分しか視界に収まらず、視界からはみ出てしまうので星座観察には不向きです。

「星座望遠鏡」は、星座がすっぽり収まるほど視界が広く、さらに肉眼でみるより、暗い星まで楽に見えるようになる優れものです。ちょうど肉眼の能力を増強したような感じで星空を広く、より鮮明に観察することができるようになります。

星座望遠鏡があると、どんなに空が澄んでいても、3等星を見るのがやっとだったりします。冬の夜空が澄み切ったときでもなかなか4等星が見えないのです。星座観察においては、4等星が見えるか見えないかというのは、結構切実な問題で、ごく一部の明るい星座を除き、星座は4等星まで見える星空でないと、本や図鑑で、星座線で結ばれている星座の形の全貌を捉える事が出来ないのです。

それでは、都会で星座を観察しようとすると、全体の形を捉えるのは難しいのでしょうか。
やっぱり少なくとも郊外まで足を伸ばさないと無理なのでしょうか?

星座望遠鏡は倍率1.8倍のちいさなガリレオ式望遠鏡です。星座望遠鏡の能力は、計算すると肉眼で見るより、1/3.2の明るさの星まで見えるようになります。概略プラス1.3等暗い星まで見る事が出来るようになるのです。どのような条件の夜空でも、肉眼で観察するのに比べると2倍以上の星が星座望遠鏡で見えてくるようになるということになります。

例えば、街灯などの影響で肉眼で3等星までしか見えない市街地の星空でも、4等星が見えるようになり、市街地では少し見にくかった星座全体の形を観察できるようになるのです。

もちろん、この星座望遠鏡が威力を発揮するのは、都会だけではありません。
肉眼で6.5等星まで見える、理想的な星空の下で星座望遠鏡を使えば、肉眼では見ることができない、7.8等星の暗い星まで見る事ができるようになります。そんな天の川が見えるような息をのむような美しい星空のもとで使うと、天の川に絡む複雑な暗黒星雲と銀の砂をばら撒いたような、肉眼では見えないたくさんの星たちが見えてくるのです!

⚫︎8月土星が子どもたちが起きている時間に見やすい!

先月に衝(地球に近づいた位置関係)だった土星ですが、引き続き観測に最適な状態です。南中(真南に来て地平線からの高度が一番高くなる)する時間も7月中旬には9時半となり、お子さんも起きている時間に条件良く観察できますから、ぜひお子さんにも見せてあげてください。
衝の前後は、土星のリングが本体より明るくなる「衝効果」も、7月中頃には、土星のリングの明るさは、土星の本体の明るさに比べると、すこしだけ暗くなっているようです。こうして、注意深く何回も観察していると色々なものが見えてくるので、継続して一つのものを観察するのは重要なことなんですね。
一回見えたから、終わりでなく、何回も観察して初めて見えてくることが結構あるものなのです。

さて、NASAの土星探査機カッシーニは、ちょうど今、7月29日から8月5まで土星のリングと土星本体の隙間を通り抜けながら、ぎりぎりまで迫る探査をしています。あと残り土星の周りを5周し、9月15日には土星に突入し、燃え尽きて最後を迎えます。

カッシーニは、土星に突入して燃え尽きる、その最後の瞬間まで地球に貴重なデーターを送ってくることでしょう。思えば地球を飛び立って20年、土星の周りを周回する軌道に入り探査をはじめて13年。大きな故障もなく、数々の驚くべき発見をした、このカッシーニ探査機と運営チームの奮闘は、まだ続きます。最後の瞬間まで注目したいものです。

土星の見つけ方

今年の土星は、夏の星座であるさそり座といて座の間にいます。(領域的にはいて座の範囲)明るさも1等星の約1.5倍の明るさがあるので、木星ほどではないですが市街地でも簡単に見つけられるはずです。
8月3日には、半月よりすこし太った月と南の空に並んで見えます。月を目標に探すととても見つけやすいですね。

東京で真南に来る時間を計算しました。
コンパスを用意し、真南の方角を把握してから見てください。

8月1日 午後8時30分ごろ
8月15日 午後7時30分ごろ
8月30日 午後6時30分ごろ

東京以外の地方で見る場合は、北海道 マイナス10分 大阪プラス20分 九州
プラス40分の時刻に土星は真南の方角に見える事になります。例えば7月1日 九州で真南に来るのは午後10時10分ごろになります。


2016年、横浜赤レンガ倉庫にて開催された“Blue Note Jazz Festival in Japan 2016”での共演をきっかけに、日本人としてはじめてUSブルーノートとの契約を結ぶトランペッター奏者・黒田卓也をむかえ制作されたMISIA初のSoul Jazzアルバム。世界的ミュージシャンとともに収録されたMISIA代表曲のセルフカヴァーを中心に、Netflixドラマ『Jimmy~アホみたいなホンマの話~』主題歌「最後の夜汽車」(甲斐バンドカヴァー)や、未発表曲も収録。



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# by sakata_kazu | 2017-08-01 10:49

主な内容は特に決まっていません,ネタがあって気が向いたときに更新します。記事は過去1ヶ月後は削除しています。


by kazu